The HIRO Says

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「見える化」の次のステップとしての「見せる化」と「魅せる化」

かっこいいカラダNEXT STAGE vol.16 やれば、変わる男の「モテ尻」革命 (B・B MOOK 805 スポーツシリーズ NO. 675) かっこいいカラダNEXT STAGE vol.17 男の腹筋Revolution! (B・B MOOK 837 スポーツシリーズ NO. 707)
先日 Agile2012XP祭り2012 に参加してみて、自然と見えてきたアイデアです。


ここ数年、マインドマップ・タスクボード・Kanban などを活用して、チームメンバーステークホルダーにプロジェクトの状況やアイデア見える化して、コミュニケーションやコラボレーションを円滑化することの価値が指摘されることが増えてきたなと思います。これは、私も自分のプロジェクトに手書きのタスクボードや図を導入して、成果を感じているところです。

※Henrik Kniberg さんの資料から拝借しました。


一方で思うのは、関心が薄い人や当事者意識のない人の関与まで引き出すにはまだもう一つ何かが足りないのかな〜ということ。見える化しても、「他人がやってくれるなら便利だな〜」と思われる程度で、彼らが自ら使おう・みんなと情報共有しようというところまではなかなか行きにくい。


そこで、関係者の関与をより引き出すために、状況を見えるようにするだけではなく、もう一歩踏み込んで「見せる/魅せる」ようにする必要があるのかな〜と漠然と思うようになりました。
チームメンバーステークホルダーにさらに関心を抱かせて見せるように、もう一段階進んで魅せるようにすることで、より深いコラボレーションやビジョンの共有を図ることができないかな〜ということです。このことを、Agile2012 に参加した日本人メンバーの間では、「見せる化」・「魅せる化」と言っていました。


このことは、先日開催された「XP 祭り 2012」での倉貫さんのビデオレターにあった、「どれだけ腕の立つプログラマーであっても、現場に入ればそれでいいなということではなく、力があっても外に情報を出していないのは存在していないに等しい。」という発言とも符号するところがあるのかな〜と思っています。
●倉貫さんのビデオレター


まだアイデアをそれほど練れている状況ではありませんが、「Business Model Canvasあたりが「見せる化」と「魅せる化」の1つのヒントになるのかなと思い、以下の書籍を購入してみたところです。

Business Model Generation: A Handbook for Visionaries, Game Changers, and Challengers

Business Model Generation: A Handbook for Visionaries, Game Changers, and Challengers


まだもわっとしたアイデアですが、せっかく自然と見えてきたものなので、形にしていきたいなと思ってます。