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Cumulative Flow Diagram(CFD):タスク全体の推移を「見える化」する

解決したい課題

例えば、Atlassian社のJIRA(以下「JIRA」と表記)などのチケット管理システムを使用しているケースで、プロジェクト/タスク全体がどのような進捗状態にあるのか、またどのように進捗が推移しているのか、コレガワカラナイ。

解決方法

「Cumulative Flow Diagram」(CFD)を利用する。
CFDとその読解方法は、以下の図の通り。

利点

JIRAの場合、CFDの出力機能が備わっている。

注意点

  • ツールを使う場合、キチンと各Story/Taskの状態を更新し続ける必要がある。
  • ツールではなく物理ボード(かんばんなど)を使用している場合、記録にコストがかかるかも。

補足

  • Agile2014で、Ken Powerさんの論文『Metrics for Understanding Flow』が、CFDの必要性と使い方を理解する上で非常に役に立つ。
  • Agile2014で一番言及されることの多かったメトリクスは、このCFD。

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CHANGELOG

  • 2015/08/01 第1版公開