The HIRO Says

If you smell what The HIRO is cooking!!!

【Appendix】RSGT2020参加後の勉強・情報収集Tips

Regional Scrum Gathering Tokyo 2020に参加された皆さま、お疲れ様でした!

さて、参加された方たちから、「今後どのように勉強を進めていけば良いのか?」という質問を多くいただきましたので、私なりのオススメを軽く紹介させていただきます。今後のステップアップの参考になれば幸いです。

Scrumを実践する際の課題とその解決方法が簡潔にまとめられた良書です。
RSGTの実行委員の方の多く、また3日目のクロージングキーノートスピーカーの高橋さんが、2010年代初頭のScrum実践で参考にされていた書籍の1つです。また私も、アジャイルコーチを始める際に川口さんに叩きこまれたものです。非常にオススメです。

2日目のキーノートスピーカー、Michael Sahotaさんの書籍です。
アジャイルを普及させようとする際の、組織(文化)・マネージャー・メンバーなどとの衝突のパターンとその解決のヒントとを得られます。Sahotaさんの発表内容の源流を辿られたい場合は、一読をオススメします。

日本のアジャイル界のパイオニア、平鍋さんによる、アジャイルラクティスと技術とのバランスのお話です。どちらかだけではダメですよーというお話。ちなみに、Sahotaさんの上記書籍に基づいた、Agile2012でのセッションからインスパイアされたお話だったりします。

Scrumの理論的・概念的な背景・構成を、パターンランゲージで整理した書籍です。個人的には、初学者よりも、2-3年Scrumなりアジャイルを経験して、自分なりに課題発見・解決を繰り返した人が読んで考えるヒントを得られる書籍かなと思います。

Scrum Allianceの創設者の一人、Mike Cohnさんの会社のサイトです。このサイトの右下にある「Get Weekly Email Tips」をクリックして一通り情報を入力すると、毎週1-2回の頻度で、Scrumを実践する際にぶち当たりがちな課題とその乗り越え方を、メルマガ方式で購読できます。内容が平易なので、英語の勉強としてもオススメです。

ScrumMaster Personal Improvement
※動画です
Scrum Allianceの認定を取ると使える(らしい)、Scrum Alliance公式のツールです。以前私が日本語訳に関わらせていただいた、「Comparative Agility」の改良版とのこと。チームや組織のアセスメント・成長度合いの評価と、次に学ぶべきことのヒントを得ることに活用できます。

それでは皆さん、楽しいアジャイルライフを。