The HIRO Says

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Muleのインストール手順

今後、業務システムをクラウドで構築することが増えてきた場合、既存のオンプレミスシステムとの連携に色々と頭を悩ませることになることが予想されます。


システム間連携の手段として ESB(Enterprise Service Bus)というものがありますが、これを実際に試してみようと思い、OSSMule を試してみることにしました。


1.事前に必要なもの

次の2つを、事前にインストールしておきます。

  1. JDK 5.0 以降
  2. Maven 2.0.2 以降

2.ダウンロード

(1)公式サイト(http://www.mulesoft.org/)にアクセスします。
(2)上のメニューから、「Download」を選択します。
(3)「Mule ESB Community」の「Download Now >>」を選択します。
  ・今回は、フリーで使用できる「Community Release」を選択します。
  ・2010/09/12 時点の最新バージョンは、2.2.1 です。
(4)「Mule ESB Full Distribution」を選択します。
  ・ファイル形式は、tar.gz と zip が選択できます。
  ・今回は、ZIP 版を選択します。
これで、ダウンロード完了です。


3.インストール

(1)ダウンロードした ZIP ファイルを、任意のディレクトリに解凍します。
  ・今回は、C ドライブ直下に解凍しました。
(2)ZIP を解凍したディレクトリを、環境変数MULE_HOME
   として定義します。
  ・今回のケースでは、C:\mule-standalone-2.2.1 になります。
(3)$MULE_HOME/bin を、環境変数PATH」へ追加します。
これで、インストール完了です。
何か Maven と似ていますね(笑)


4.参考資料

(1)http://www.manning.com/dossot/ に、サンプルソースがあります。
(2)下記の書籍を読めば、ひと通りの知識を習得することができます。

Mule in Action

Mule in Action