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GAE/Jの開発環境の構築方法

今何かと話題のクラウド技術。
SalesForce とか Amazon とか色々ありますが、この度 Google App Engine(GAE)Java 版を使ってみることにしました。
詳しいことは公式サイトに書いてありますが、色々と試していこうと思います。
(アクセスするには、Google アカウントが必要です。)


ひとまず今回は、Eclipse での開発環境の構築方法を説明します。


GAE/J の開発環境の構築には、次の3つの手順が必要です。

  1. JDK のインストール
  2. Eclipse のインストール
  3. Google Plugin for Eclipse のインストール

1.JDK のインストール

GAE/J では、JDK 1.5/1.6 をサポートしています。
ですが、本番環境が 1.6 を使用しているので、開発環境も 1.6 にした方がよいです。

※ダウンロードはこちら


2.Eclipse のインストール

GAE/J 開発用のプラグインである「Google Plugin for Eclipse」が対応しているバージョンが 3.3(Europa)または 3.4(Ganymede)なので、このどちらかをインストールします。

※ダウンロードはこちら

以下、3.4 をベースに説明します。


3.Google Plugin for Eclipse のインストール

(1)Eclipse を起動します。
(2)メニューの「Help」→「Software Updates」を選択します。


(3)「Available Software」タブを選択し、「Add Site」を押下します。


(4)「Location」に”http://dl.google.com/eclipse/plugin/3.4”を指定して、「OK」を押下します。


(5)以下を選択し、「Install」を押下します。
 (a)Google Plugin for Eclipse 3.4 (Eclipse で GAE/J の開発・テスト・アップロードが可能に)
 (b)Google App Engine Java SDK (GAE/J の開発環境)
 (c)Google Web Toolkit SDK (オプション。AJAX などを特に使いたい場合のみ指定。)


(6)指定したものがすべてチェックされていることを確認し、「Next >」を押下します。


(7)「I accept the terms of the license agreements」を選択し、「Finish」を押下します。


(8)Eclipse の再起動を求められるので、「Yes」を押下して再起動します。


プロジェクトの作り方

Eclipse のメニューの「File」→「New」→「Web Application Project」を選択すれば、GAE/J のプロジェクトを作成できます。


次回の予定

次回は、GAE/J 専用フレームワークslim3 の環境構築手順を説明します。