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原因不明の腹痛との格闘記録 -原因判明編-

今年2023年6月下旬に右脇腹に強い痛みが現れ、8月上旬から会社を休職し病院での検査・治療を続けています。この度、ようやく原因が判明し、治療が前進し始めました

今回の病気に際して、原因不明の腹痛に悩まれている友人・知人が周囲にそれなりにいることが分かったため、原因特定・治療のヒントになればと、自身の闘病記録をまとめてみました。

経緯

  • ゴールデンウィーク前後から、右脇腹に違和感を感じ始めました。ただ、気にしなければ我慢できる程度だったこと、また筋トレや仕事のしすぎの自覚もあったことから、休養を増やして様子をみていました。
  • 6月初旬の健康診断で、腎臓結石と胆道拡張症の可能性を指摘され、至急消化器内科での検査をするよう勧められました。
  • 上記の健康診断結果を受け取った6月下旬から、消化器内科での検査を開始。腹部のCT・MRI、および胃・大腸のカメラの検査を実施したところ、(1) 腎臓結石は無し、(2) 胆道拡張症は経過観察でOKとなった一方で、(3) 膵管非癒合が見つかりました。一方で、検査を続けていく過程で、右脇腹の痛みが日々強くなってきて、仕事に支障が出るようになってきました。
    • 具体的には、それまでならば15分で書けた仕事のレポートが、痛みで集中できずに3時間近くかかったりするようになってきました。
    • 一方で上記検査結果は、通常右脇腹の痛みを引き起こすものではないとのことでした。
  • 7月下旬から会社の産業医と相談を続け、内科的な問題がない場合に次に疑われるのはメンタルだとのアドバイスを受け、メンタルクリニックを紹介されました。併せて、産業医の勧めもあり、検査・治療に専念する観点から、8月上旬に会社を休職しました。
  • 8月上旬からメンタルクリニックの受診を開始したところ、次のように診断されました。
    • 特段「うつ」などの症状はみられない。
    • 首・背中・腰・脚など全身に、強い凝りと冷えが見受けられる。
    • 通常メンタル由来で右脇腹の痛みは出ないため、改めて別の病院で消化器内科の検査をし直した方が良い。
  • 8月中旬から9月中旬にかけて、別の病院の消化器内科で再検査を受けました。膵管非癒合の痛みが出るケースを疑われ、1月近く検査を続けたものの、痛みにつながる明確なものは見つかりませんでした。医師からは、内科的にはこれ以上力になれないこと、可能性として外科的な問題の可能性があることを伝えられました。
  • 産業医に上記を説明したところ、自律神経の機能不全の観点から、肋間神経痛の可能性が急浮上。その筋で東洋医学鍼灸院を紹介され受診したところ、痛みの原因を特定でき、本格的な治療を開始できました。


痛みの原因

  • 右半身全体の筋肉に、強い緊張がある
    • 結果として全身のバランスが崩れ、特に腹部に痛みが集中してしまっているとのことでした。
  • 肉体・精神両面で、強い疲労がある(HP・MPともに1と言えば伝わるでしょうか?)
    • 学生時代から今日に至るまでの無理の積み重ね・過労による、肉体面の疲労蓄積が見られるとのことでした。
    • 今日に至るまでの家庭環境・学生生活・社会人生活全般でのストレス過多による精神面の疲労蓄積も、肉体に明確に出ているとのことでした。
    • 生まれつき腎臓に問題があり、耳や鼻が悪化しやすく、結果病気や睡眠不足に陥りやすい体質とのことでした。
  • 胃腸の働きが低下していて、上記の症状を悪化させ回復を遅らせている
    • 睡眠不足が体にはっきり出ていると言われました😗
    • 水分の過剰摂取(1日5リットルくらい)
      • ボディビルディング・ダイエットの観点で勧められ、10年以上続けていたこの習慣が、いまの体には毒だとのことでした。


当面の治療方針

  • 鍼灸(週2-3回程度)
  • ウォーキングレベルの有酸素運動は推奨
  • 水分摂取量を、それまでの半分程度にまず減らす
  • 睡眠の質・量を増やし、肉体と精神の疲労を減らす
  • じっくり休養を取る(急いで復職するよりは休むことを優先した方が良いとのこと)
  • 仕事以外の、普段できる趣味を見つける
    • ひとまず、スマホで麻雀をやり始めています


まとめ

西洋医学オンリーでは、原因を特定できないまま痛みを抱え続け、社会の表舞台からの退場を余儀なくされるところでした。良い産業医鍼灸院に恵まれ、今のところ非常に運が良いようです。

謎の痛みが出ても、治療を諦める必要はないです。