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山と谷の連続だった溶連菌感染症からの復帰

GW直前に溶連菌感染症を患い、1月ほど休職しておりましたが、本日6/1(火)に復職しました。

同様の症状に困っている方のプラスになればと思い、治療の経過をまとめてみました。 f:id:hageyahhoo:20210531174820p:plain

体調不良の兆し

2月下旬に父が一時危篤になり、それ以来実家との往復*1・母のサポートの比率*2が高まりました。

加えてこの時期、業務がやや忙しめでした。

そのせいでしょうか、喉の痛みや体の怠さを感じる頻度が徐々に増えてきていました。

父の死去 -> PCR検査

4/14に父が亡くなり、葬儀や書類手続きに追われること1週間*3。たまに声が出なくなることが何度かありましたが一切無視して、全ての作業を終えました。

そして仕事に復帰したのですが… 頭がぼんやりし、ひどい怠さに襲われ、Slackのメッセージが全く頭に入ってこない。とても仕事にならず、仲間に迷惑をかけると思い、業務を中断。

時期が時期だっただけに、新型コロナの可能性を考慮し、PCR検査を受けられる病院を探し、急ぎ受診しました。

溶連菌、見つかる

PCR検査は陰性だったのですが、一方で溶連菌が発見されました。

喉の痛み・体の怠さ・めまいなどはあるものの、咳は少なく、37度を超える発熱もあまりなし。

この症状から、医師が溶連菌感染症を疑い、気を利かせてくれて追加検査をしてくれたところ、見事にビンゴでした。

ちなみにこの病気、免疫が非常に低下している時に罹る恐れがあり、私の場合はなりに「重症」とのことでした。

処方された抗生剤を服用しながら1週間程度静養するように言われ、大人しく従いました。

まさかの薬の「バージョンミス」

薬の副作用の発熱と下痢に耐えること1週間、症状は全く改善しませんでした。

医師にも何度かこのことを訴えましたが、「治っているはず!」と一切聞く耳を持ってくれませんでした。

会社の産業医の先生に相談したところ、「(最初にかかった内科ではなく)耳鼻咽喉科を受診した方が良い」とのアドバイスをもらい、急ぎ耳鼻咽喉科を受信したところ、割とショッキングなことがわかりました。

  • 最初に処方された「ペニシリン系」とカテゴライズされる抗生剤に、耐性を持つ溶連菌が存在する
  • 私の感染している溶連菌は、この耐性を持つ種類だった
  • (専門外の)内科の医師であれば、溶連菌感染症に「ペニシリン系」を処方するのはセオリー

つまり、「バージョンの合わない」薬を服用し続けて症状が改善していなかった+耳鼻咽喉科を受診しないと詰んでいたと言うことです。

その後、耳鼻咽喉科で処方された抗生剤を服用することで、症状が改善しました。

さいごに

  • 上記のような症状があったら、溶連菌感染症の可能性を考慮し、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
  • 症状が改善しない場合は、別の病気または薬の見直しを検討しましょう。
  • 初期症状の段階で、無理を重ねていることを疑い、休息をとるようにしましょう。*4

*1:現在の住まいから片道2時間半程度。朝の始発電車で実家に向かい、やることを済ませてから現在の住まいにとんぼ返りし、仕事をするということもありました。

*2:業務時間中でも頻繁に電話がかかってくるようになり、結構堪えました。

*3:4/16(金)にDevOpsDays Tokyo 2021に登壇させていただく予定になっておりましたが、急遽キャンセルせざるを得なくなりました。参加された皆さまおよび運営の皆さまには、ご迷惑をおかけいたしました。

*4:私の場合、父の危篤・死去が原因の一つだったので、避けられなかったかもです。