The HIRO Says

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International ICT Engineer 宣言

プログラミングをする人・できる人を「プログラマ」と呼称するとして、話をさせていただきます。


「エンタープライズ開発者が負け組として軽蔑される日本のSI業界って」(達人プログラマーを目指して)「もうエンタープライズJavaなんて捨ててしまえ」(ひがやすを blog)を拝見させていただいて、

  日本の SI 業界の多重下請構造が、
  日本国内の「プログラマ」(特に Java の「プログラマ」)
  の夢と希望を奪っているのではないか?

という自身の長年の疑問に、ひとつの答えが出せた気がします。


国内の SI(SIer)を、話の前提からもう外してしまえばよいんじゃないかな?
日本の ICT 産業の現在を所与の前提とするのではなくて、
クラウド化で新しいサービス・産業を作り出して、
プログラマ」主権の ICT 業界を新たに構築すればいいんじゃないかな?


日本の「プログラマ」が求めているのは、次の3点に集約できるのではないでしょうか?

(1)システム開発やプロジェクトで主体性を発揮できること
(2)尊敬を得られること
(3)金銭・待遇で高い評価を得られること


そして、これらが今の日本で得られていない理由は、
プログラミングのできない「上流馬鹿」が偉いとされる現状があるためで、
この「上流馬鹿」を養成しているのは、
現状の日本の SIer の多重下請構造であると言えるでしょう。


ならば!

(1)クラウドによるサービス指向を推し進める

クラウドによるサービス指向を推し進めれば、
プログラミングを知らないと要件定義からして出来ないので、
「上流馬鹿」の生きていける素地をなくすことができ、
結果日本国内で「プログラマ」主権を確立できるのではないでしょうか?

(2)国外へ活路を見出す

クラウド化できない分野なのであれば、国外に出て「プログラマ」としての尊厳を獲得していった方がよいのではないでしょうか?


上記の(1)and/or(2)を実現し、「プログラマ」主権を確立するための概念として、
ここに「International ICT Engineer」という概念を新たに提示したいと思います。
私は今から、「International ICT Engineer」です。