自分に不足を感じるのは健全、自分の不足を責めるのは不健全
普通に成長を求める人ならば、凄い人をみて自分を恥じることも多いはず。
で、足りないところが何なのかを考え、それをきっかけに学習したりするのであれば健全。それは生物の営みの中でも重要な機能。
一方で、足りないところの恥ずかしさにばかり目がいってしまい、自分を責めてしまうことも多い。私も頻繁にやりがち。でもこれをやったところで、一つもプラスになることはない。学ぶところはないし、自分を責めて心身が疲弊するだけ。
なので、自分の足りなさを責めたくなったら、勇気を持ってそれを止めましょう。
この自分を責める気持ちは、個人的な経験では、以下のものに起因していると考えています。
- 生育環境(DV、体罰主義の学校生活 etc.)
- うぬぼれ(自分は凄いという勘違い)
- 「他人のために我慢した方が周りの役に立つ」という気遣い
- 自信のなさ
- 体調不良(過労や怪我でバランスを崩すとこの状況に陥りやすい)
大体が、一度失敗したらダメという不要なプレッシャーと、その恐怖に打ち克とうと現実から目を背けることの負のスパイラルだと思ってます。
でもね、一度失敗したくらいで人生終わらないんですよ。
もし自分が「失敗が怖い」と思ったら、これまでやってきた失敗を思い返して下さい。そして、実はそれでも今自分は生きているということも思い返して下さい。
また、周りに失敗を過度に責める人がいたら、「このビビリが!」と心の中でつぶやいて適度にあしらって下さい。
心の持ち方は自由だと言いますが、それは困難を乗り越える心の持ちようも自由だということです。
最後に笑っている奴が勝ちなんです。ならば、笑っていられるように工夫していきましょう。